クラウド会計ソフト全般的に共通する特徴とメリット

公開日:2014年12月15日 

クラウド会計ソフト全般的に共通する特徴とメリット

MFクラウド会計・確定申告やfreee、やよいの青色申告オンラインなどのクラウド型会計ソフトに共通する従来の会計ソフトにはないメリットがあります。このページでご紹介することが、すべてのクラウド型会計ソフト全てに当てはまるわけではないのですが、概ねこのような機能は備えています。


Photo : Wonderlane

クラウド会計ソフトの特徴と機能

パソコンにインストール不要

使い始めるには各サービスのサイトにアクセスしてIDとパスワードを入れるだけです。従来のソフトのようにパソコンにCDやDVDからインストールする必要もないので、パソコンに不慣れな方でも簡単に始めることができます。

また、ソフトのインストールや日々のデータの蓄積でハードディスクを使うこともありませんので、最近のノートパソコンのSSDのように容量が限られる環境でも安心して使えます。

さらに、パソコンを買い換える時なども、データをエクスポートして新しいパソコンにソフトを再インストールして、データをインポートするなどといった引越し作業も必要ありません。

私が普段使っているパソコンも256GBのSSDなので、クラウドで使えるものはできるだけパソコンにソフトをインストールしたくないです。

macでも使える

以前私が弥生会計を導入できなかった理由がこれでした。弥生に限らずmac対応の会計ソフトは数が少ないです。

でも、ソフトがサーバーに入っているクラウドタイプの会計ソフトなら、OSの種類は問いません。

必ずしも「オンラインで使えるサービス=OSの種類を問わない」では無いのですが、会計ソフトについてはどのOSでも使えます。

どこからでも使える

パソコンにソフトをインストールしないので、IDとパスワードがあれば会社、自宅、その他インターネットに繋がってるパソコンならどこからでもアクセスできます。

タブレットでも使える

上記の「どのパソコンからでも」の補足ですが、パソコンに限らず、タブレットやスマートフォンからもアクセスできて経理業務ができます。

スマートフォンでは画面が小さくでちょっと厳しいですが、タブレットは快適に業務ができます。

タブレットとスマートフォンで経理業務をしたいならfreeeが特におすすめです。ブラウザだと難しいかもしれませんが、専用アプリが素晴らしいです。指でフリックして仕訳作業ができます。

無視するものは左にフリック
無視するものは左にフリック

登録するものは右にフリック
登録するものは右にフリック

yayoi-ipad
やよいの青色申告オンラインは、iOSやAndroidでの動作はサポート対象外ですがiPadで使うことはできました。

リアルタイムで情報を共有できる

1台のパソコンにしかソフトが入っていない場合、情報を共有するのは困難です。
経理担当者が休日だけど、社長がキャッシュ・フロー(資金繰り表)を見たい時、わざわざ経理担当者のパソコンを起動して会計ソフトを立ち上げてキャッシュ・フローを見る必要はありません。

MFクラウド会計のキャッシュ・フロー画面
MFクラウド会計のキャッシュ・フロー画面

会社の中でしたらまだいいのですが、会計事務所などの外部と共有したい時はクラウド型だと共有は簡単です。従来はソフトからエクスポートしてメールに添付してやりとりするしかなかったのですが、クラウド型ならその必要はありません。

ちなみに従来のインストール型のソフトでネットワークに対応しようとすると多額の費用がかかります。3人用で初期費用30万円以上です。

※やよいの青色申告オンラインは1IDのみなので共有については不便かもしれません。

自動でソフトがバージョンアップされる

従来のソフトの場合、日々のアップデートはオンラインでダウンロード、メジャーバージョンアップの時にはCD-ROMが郵送されてきてインストールするといったことが必要でしたが、クラウド型会計ソフトの場合はアップデートを意識する必要なく使えます。

銀行やクレジットカードの取引データが自動で取得できる

これが会計ソフトの最大のメリットだと個人的には思います。仕訳作業が圧倒的に楽になります。
従来は貸し方と借り方に勘定科目と金額を入力して仕訳の実行ボタンを押していたのが、自動取得だと勘定科目と金額が自動で入力されます。それを確認して合っていれば登録、科目が違っていたらプルダウンで選択し直すだけです。
銀行やクレジットカードの取引履歴なので、片方の科目と金額はまず間違いは無いです。修正するとしたら科目の片方だけです。

この機能はインストール版の弥生会計にも付いてます。YAYOI SMART CONNECTという機能です。

勘定科目を自動で振り当てる

上記のデータの自動取得のところでも書きましたが、クラウド型会計ソフトは勘定科目も自動で付けてくれます。
初めは自動で付けられなかった取引データでも、システムを使えば使うほど学習して、自動で正しい科目(ユーザーがよく使う科目)を付けてくれるようになります。なかなか賢いです。

決算書をボタンひとつで作れる

私はMFクラウド会計(法人用)を使っていて、個人の確定申告用の決算書については詳しくないのですが、スペック表によると下記の書類が自動で作れるようです。

個人=確定申告書B・青色申告決算書・収支内訳書・収支内訳書

法人=貸借対照表・損益計算書・販管費内訳書・株主資本等変動計算書
※法人決算書類はMFクラウド会計とfreee法人プランのみ

実のところ決算は税理士事務所に丸投げなので、詳細はわかりません。
前回の決算の時は、税理士の先生に「MFクラウド会計は株主資本等変動計算書って作れないみたいなので私の方で作っときますね」と電話がかかってきました。
でも、今はその書類の作成にも対応してます。


以上が、クラウド会計ソフト全般的に共通する特徴とメリットです。

今回この記事を書くにあたり、freeeのiPad用アプリを初めて使ってみたのですが、とても感動しました。
自動で取得したデータを確認して仕訳登録する作業はタブレットでやるのが楽しそうです。自動の仕訳が合っていれば右にフリック、登録しないものなら左にフリック、修正はパソコンの方がやりやすいのでタブレットでは保留して後でPCで。といった使い方をしたいなと思いました。来期はfreeeメインにするかもしれません。それくらい良かったです。


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