実質年額3000円で使える「ネットde青色申告」を私がおすすめしない理由

公開日:2014年12月19日 

実質年額3000円で使える「ネットde青色申告」を私がおすすめしない理由

株式会社パイプドビッツが運営するクラウド会計ソフト「ネットde青色申告」。使用料無料で確定申告書類を作成するオプションを付けても年額3000円という低料金で使うことができます。しかし、これを個人事業主である妻にはおすすめしませんでした。


Photo : Caption contest

株式会社パイプドビッツが運営するクラウド会計ソフトのネットde青色申告を使ってみました。ネットde青色申告とネットde会計は、約3年前に倒産したビジネスオンライン株式会社の事業を引き継いだものです。

ネットde青色申告(公式サイト)

この会計ソフトの他社との違いは料金体系です。
基本的に無料で使えます。お試し期間というわけではなくずっと無料です。ただし、決算書作成機能を使うと3000円かかります。決算書が必要なのは年に一度なので、実質年額3000円で使えます。月額換算すると1ヶ月あたりわずか250円です。
※このページに記載の料金は税抜き価格です。ポイント購入する際に別途消費税がかかります。

サポートは別料金だが独特の料金設定

サポートも別料金です。弥生のようにサポート付きコースというものがあるのではなく、質問毎に500円〜3000円分のポイントを購入するそうです。
使い始めこそいろいろサポートが必要かもしれませんが、そのうち何も聞かなくてもできるようになると思いますので、そんな方にとってはこの制度はなかなか面白いですね。

具体的なサポート料金ですが、例えば、
「複数の銀行口座を管理できるようにしたい」といったサポートを受けるには500ポイント(=500円)が必要です。

「青色申告決算書・所得税申告書、消費税申告書作成の操作方法を知りたい」という場合は少し高くて3000ポイントが必要です。

料金体系がユニークで、経理とパソコンが得意な方でしたら安く使えるソフトです。

銀行やクレジットカードの取引データの自動取得はできない

私はアカウントを作って一度しか利用してません。その理由がこれです。

正確に申し上げるとジャパンネット銀行のみ対応しております。それ以外の銀行やクレジットカードは対応しておりません

私が会計ソフトに求めるのは、経理業務をできるかぎり早く簡単に済ませることなので、データの自動取得は必要不可欠です。

というわけで、実質3000円という低価格で利用できるネットde青色申告ですが、私の目的は果たせないようです。

法人用の「ネットde会計」

パイプドビッツの運営する会計ソフトは法人にも対応しています。サービス名は「ネットde会計」です。

こちらは月額3,600円(税別)です。こちらも取引データの自動取得はジャパンネット銀行のみです。

利用料金も他と比べて高く、データの自動取得もできないので私は使うことはないでしょう。


月額3,600円という料金設定は理由があってのことだと思います。しかし、個人的に「まずはデータの自動取得」なので、その他の機能については不明な点が多いです。なので、ネットde青色申告 or 会計はダメだと申し上げているわけではないことをご了承ください。

ただ、経理業務を可能な限り省力化したいなら、現時点ではMFクラウド会計かfreeeをおすすめします。

MFクラウド会計・確定申告の特徴とメリットと改善してほしいポイント

freee(フリー)の特徴とメリットと改善してほしいポイント

余談:
パイプドビッツといえばAKB総選挙の集計システムで有名になりましたね。集計結果を社長が運んでたのを思い出しました。クラウドの会社なのにカバンのようなものを運んでました。

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