カルティエのプラチナの指輪を研磨剤(ピカール・青棒)で磨いた結果

公開日:2014年6月13日 

カルティエのプラチナの指輪を研磨剤(ピカール・青棒)で磨いた結果

毎日している指輪。日々の細かいキズが積み重なって気がつけば、買った時の輝きを失っていました。お店にメンテナンスをお願いしようとも思ったのですが、金属の鏡面仕上げの腕には覚えがあるので自分で磨いてみました。


磨く前

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約1年ほどずっと身につけていて傷ついた状態がこれです。

ガツンとぶつけたこともあり打痕も少々ありますが、全体的にくすんで見えるのは、細かい傷の集合体です。

打痕を研磨剤だけで消すのは難しいです。水研ぎペーパーを使えば消せますが、同時に指輪も削れてしまいますので今回、打痕は無視します。

でも大丈夫、経験上、目視ではキズと認識できないような細かいキズを消すだけで、鏡面仕上げは可能です。

指輪の取扱説明書を読んだら「素人がかってに磨くなよ。年に1回は公認店舗で有料で磨いてやる」という旨の注意書きが、とても品のある言葉遣いで書いてありましたが今回は無視します。貴金属磨きの経験が無い方は慎重に判断してください。

それと、大事なことを書き忘れてました。メッキ加工しているものは研磨剤で磨いてはいけません。職人技でもなければ製品の端っこのメッキが剥げます。
特に金メッキなんかは柔らかいので瞬殺です。

直径

研磨剤でどれだけ磨いても家庭用のノギスで計測できるほど変形しないと思うのですが、一応測っときます。

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ほぼ真円。さすがCartier。

今回用意した物

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・クロス
・キムタオル
・ピカール
・青棒(鏡面仕上げ用研磨剤)
・アクセサリー専用洗剤

キムタオルで磨こうと思って準備はしたが、ふかふかのクロスの方が良さげだったので、結局キムタオルは机が汚れないように敷いただけでした。これなら古新聞でもチラシでもいいです。キムタオルもったいない。

まずは金属磨きの定番、ピカールで磨いた

注意書きには「貴金属を磨く場合は注意してください」とありますが、使っちゃダメとは書いてませんので使ってみました。

クロスにピカールを少し付けて、一カ所あたり50回ほど擦ります。一カ所の面積は指の腹と指輪が密着する程度です。

50回擦って少し動かしてまた50回…といった感じで一周磨いていきます。今回は2〜3周くらい磨いたと思います。

鏡面仕上げの定番【青棒】で磨いた

そして、鏡面仕上げの定番「青棒」の出番です。
本来、青棒をクロスに擦りつけてから使うものだと思うのですが、私の場合は研磨剤をたっぶり使いたいので、カッターで削って粉末状にしてから使います。

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たぶんカッターの刃がボロボロになると思います。でもしょうがないです。気になるようでしたら青棒に当てる部分は最小限にしましょう。

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青棒の粉末にしたものがこれです。

この粉末をクロスにつけて、ピカールの時と同様に1カ所あたり50回程磨きます。先程から磨いてる写真が無いのは、磨きながら写真が撮れなかったからです。ちゃんと自分で作業してます。

注意点としては熱を発生させないようにゆっくり磨くことですかね。とは言っても手磨きで発熱させるのも一苦労ですけど。
何を磨くのにも共通しているのですが、熱を持つと若干曇るらしいです。

仕上げに専用の洗剤で磨いた

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そして最後に指輪買った時に付属していた専用の洗浄キットで軽く磨きました。「磨き」という意味では全く期待してなくて、効果も期待通りでしたが、艶出しの効果があるような気がします。要は油ですかね。

プラチナの指輪を研磨剤(ピカールと青棒)で磨いた結果

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なんということでしょう。

曇りの原因である無数の細かいキズが一掃されて、新品の頃の輝きを取り戻しました。磨き後もノギスで直径を測りましたが、全く同じでした。

以上、指輪の輝きと共に、新婚の頃の気持ちも取り戻したお話でした。

過去の鏡面加工作品

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作品という程のものではありませんが、シルバー製品は素材も柔らかく少し磨いただけで凄く綺麗になります。
シルバーは直ぐに錆びるので、磨き前後の輝きが著しく違うので磨いた達成感を簡単に得られます。


One Response to “カルティエのプラチナの指輪を研磨剤(ピカール・青棒)で磨いた結果”

  1. Anonymous より:

    結局磨く前と磨いた後でノギスの数値に違いはあったのか

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