写真や画像を綺麗に印刷するために必要なサイズ

公開日:2013年5月29日 

写真や画像を綺麗に印刷するために必要なサイズ

ホームページに載せてる写真や画像を綺麗に印刷できないって事ありますよね。パソコンで見ると綺麗なのに同じ大きさで印刷しようとしたら、ギザギザになったりボケボケになってしまうのは、サイズと印刷解像度がマッチングしてないのが原因です。一覧も作りました。


追記:2013.11.12
本記事にハガキ、年賀ハガキについて書いてなかったので、補足として書きました。
年賀状を綺麗に印刷するために必要な写真のサイズ

「解像度」って言葉の意味は業界などによっても様々ですが、ここでいう解像度はパソコンの画面や印刷物の画素密度のことです。

こんなことがありました

私のお客さんが新規出店のため新しい看板を作るということで、出店するビルの管理会社と下記のようなやり取りをしました。

ビル管理会社「◯◯.aiというファイルは“壊れてて私のパソコンでは”開けませんでしたのでjpgで送ってください」
私「・・・そうですか。サイズはどんなもんですか?」
ビル「300dpiでお願いします」
私「え?」
ビル「え?」

上記の場合、サイズじゃなくて画質を答えられました。
この場合「300dpiの解像度で横30センチの大きさで印刷したいから、jpgのサイズは◯◯x△△で」って注文なら理解できます。
(最終的にこの件は「最初に送ってもらった◯◯.aiでOKでした」って返事がきました。そりゃそうだ。)

その他にも「ホームページで使ってる写真をチラシに載せたい」という方も多いと思いますので、印刷物と写真(画像)のサイズについて書いてみます。
印刷物について本職ではないので、専門用語とかよくわかってませんがだいたい合ってますのでご了承ください。

一般的な印刷物の解像度

一般的な印刷物の解像度は300dpi〜350dpiくらいです。実体験としては300dpiの画質なら十分綺麗です。
「dpi」とは“dot per inch”の略で1インチあたりのドット数という意味です。
350dpiというのは、1インチ(2.54cm)あたり350ドットで描かれているという事です。
ドットというのは画素の事でピクセルと同じ意味と考えてもらって間違いないです。

例えばiPhone4sの写真

いきなり実例です。
例えばiPhone4sの標準のカメラアプリで撮った写真の画像サイズは横が3264ピクセルで縦が2448ピクセルです。
この写真を綺麗に印刷する場合、最大で横何センチまで印刷できるか?
「綺麗に」ということで印刷解像度は350dpiとして考えてみます。

式はこんな感じ
3264ピクセル / 350dpi * 2.54cm = 23.6873…cm ←横
2448ピクセル / 350dpi * 2.54cm = 17.7654…cm ←縦

どういうことかと言うと、上記の横幅の計算の3264ピクセルってサイズは350dpiで換算すると約9.3インチで、9.3インチは約23.68センチ
故に横幅約23センチ(縦は約17cm)までなら引き伸ばしても十分綺麗に印刷出来ますって事です。

ホームページの写真を綺麗に印刷したい

上記とは逆のパターンです。
ホームページに載ってる写真って大きくても横幅1000ピクセルもない場合がほとんどです。
仮に横幅640ピクセル縦480ピクセルというよく見かける写真サイズを綺麗(350dpi)に印刷したい場合、

640pixel / 350dpi * 2.54cm = 4.644…cm
480 / 350 *2.54 = 3.483…cm

こんな小さくなってしまいます。
一般的なパソコンモニターの横幅は1200〜1400ピクセルくらいなので、横幅640ピクセルの写真は画面上で見ると割と大きく見えるのに、印刷するとこんなもんです。印刷物はシビアなのですね。

印刷サイズと写真サイズの対応一覧表

参考までに、「A4などの用紙に350dpiで印刷するには、どれくらいのサイズの写真が必要か?」の一覧を載せときます。

印刷するサイズ 350dpiで印刷する場合に
用意すべき写真のサイズ
a4size 4093 x 2894
約1200万画素
a5size 2894 x 2047
a6size 2047 x 1447
a7size 1447 x 1024
a8size 1024 x 724
L-ban 1750 x 1226
約215万画素
meishi 1254 x 758

関連:ハガキサイズはこちらの記事でご確認ください。


以前、Illustratorが使えない時期にFireworksで印刷物の原稿を作ったことがあります。
Fireworksは実寸が使えません。すべてピクセルで表示されます。
なので、上記のA5サイズの四角を作って、その中で原稿を作るという力技で乗り切ったことがあります。
こんな方法もありますが、Fireworksではオススメしません(笑)


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