やよい青色申告オンラインを使ってみた感想

公開日:2014年12月19日 更新日:2015年12月21日

やよい青色申告オンラインを使ってみた感想

会計ソフトの代名詞「弥生会計」。その弥生がいよいよクラウド型会計ソフトをリリースしました。まだリリースされたばかりですが、1年間無料で使えるプランがあるので試しに使ってみました。

サービス名の通り青色申告用の会計ソフトのため、法人の会計には対応していませんが、諸事情により個人事業主用の会計ソフトを選定する必要があり、10月にサービスが始まったばかりのやよいの青色申告オンラインを使ってみました。

やよいの青色申告 オンライン

今なら通常年額8,640円のセルフプランが1年間無料で使えるので、無料体験プランではなくセルフプランで登録しました。

やよいの青色申告オンラインは、今年の10月に生まれたばかりの新しい会計ソフトです。現時点では先発のfreeeやMFクラウド確定申告には機能面で及ばないところもありますが、弥生ブランドを背負っていてこのまま後手に留まるはずはありません。

1年もしないうちに先発組に追い付くことを期待します。

※サービス名称は「やよいの青色申告オンライン」ですが、当記事中は「弥生」と表記してる箇所もあります。ひらがなが続くと読みにくいのでそのようにしてます。

やよいの青色申告オンラインの良いポイント

圧倒的なサポート

他のクラウド会計ソフトには無くて弥生にあるものと言えば強力なサポートです。それは「経理の総合コンシェルジュ」といった印象です。

メールや電話でのサポートは他社でもありますが、画面共有サポートは弥生だけです。画面共有サポートとはサポートセンターのオペレーターがユーザーと同じ画面を見て、いろいろと教えてくれるというサポートです。同じ画面を共有するので、まるで隣でソフトの使い方を教えてもらえるかのようなサポートです。パソコンの操作が苦手な方には最高のサポートですね。

さらにソフトの操作だけではなく、経理や確定申告の相談もできてしまいます。ここが弥生が他の会社と違うところです。ベーシックプランのサポートがあればパソコンの操作も経理のことも教えてくれます。法的に税務相談はできないはずですが、確定申告の相談はできるので税理士に頼ること無く確定申告ができそうです。

とは言え、私が使ってみたのはセルフプランですので、メールでのサポートもありません。

セルフプランならMFクラウド確定申告より若干安い

MFクラウド確定申告は1ヶ月あたり733円ですが、やよいの青色申告オンラインのセルフプランは1ヶ月あたり720円です。

ただしセルフプランはメールでのサポートもないので、やよいの青色申告オンラインを使うなら初めはベーシックプランをおすすめします

今なら1年間6,480円で使うことができますので、1ヶ月あたり540円で使えることになります。1年で操作を完璧に覚えて、次の更新でセルフプランに変更するという方法もあります。

改善してほしいポイント

この記事を書いたのが1年以上も前になりますので、いろいろと改善されているところもあるかと思います。
特に「動作が重たい」などは改善されているかもしれませんので、ぜひ一度お試しで使ってみることをおすすめします。

セルフプランではメールのサポートすらないので、私が気づかなかっただけかもしれませんが、気になった点をあげてみます。

動作が重たい

クラウド型会計ソフトはインストール型よりも動作が遅いのは確かなのですが、それにしてもあまりにも重たすぎます。MFクラウドやfreeeは、せっかちな私でもストレスを感じることはあまりありません。しかし、弥生は画面の切り替わりの度にけっこう待たされます。

取引データの自動取得については、外部のウェブサービスを経由するからかわかりませんが、他の会計ソフトよりもデータの取得に時間がかかるような気がします。

セルフプランはサポートが一切受けられない

セルフプランではサポートがありません。経理のことはもちろん、ソフトの使い方も聞けないので、ITと経理に強くないなら必ずベーシックプランを使ったほうがいいです。

仕訳の入力ができない

昨日(2014/12/18)からできるようになりました。
こんな感じで足りなかった機能はどんどん追加されていくといいですね。

金融機関データがzaimかmoneylook経由でないと取り込めない

MFクラウド確定申告やfreeeは銀行やクレジットカードに直接アクセスしてデータを取得しますが、弥生はzaimかmoneylookという外部のサービスを使わないとデータの取り込みができません。

もともとZaim等と使っている方なら問題ないのですが、使っていない場合はアカウントの開設など少し面倒です。

moneylookはwindowsからでないとフル機能が使えないので、私はZaimを使ってみました。無料版は情報取得のタイミングが限られているようです。どの程度の頻度で情報を取得するのかわかりませんが、Zaimの無料会員と月額300円のプレミアム会員との差異で「金融機関の優先更新・手動更新」とあります。

zaimの利用料

つまり、zaimプレミアム会員にならないと自分が欲しいタイミングでデータを取得できないということです。

また、外部サービスを経由しているからかわかりませんが、データを取得したら全ての取引が重複してました。原因が弥生にあるのかZaimにあるのかわかりません。こんな時、直接接続だったら原因がどこにあるのかすぐにわかるのに…と思いました。

いろんなサービスを経由すると、パソコンに不慣れな方は何をどこに聞いていいのかわからなくなってしまうのではないでしょうか。

もう一方の外部サービスであるmoneylookにつきましては、macで使えないので不明です。

勘定科目を快適に入力できない

勘定科目の自動振り分けが完璧なら問題ないのですが、自分で選択しなければならないことも多々あります。その必要がある取引は勘定科目の欄に「(選択してください)」と入力されています。

選択してください」の表示

これが邪魔です。勘定科目を入力する欄を選択したら消えればいいのに、わざわざ一度選択して消さなければなりません。

さらに、勘定科目を入力するときに日本語で入れなければいけないのも面倒です。MFクラウドやfreeeはローマ字で入力候補がでてきます。これにより半角全角を切り替えないで伝票打ちができるから楽です。


インストール型会計ソフトで圧倒的なシェアを誇る弥生ですが、クラウド会計ソフトでは先発組にリードされている印象です。

しかし、まだリリースされて2ヶ月程なのでこれからのアップデートに期待したいです。

やよいの青色申告 オンライン

使ってみた会計ソフトのおすすめをまとめました

追記:2015/12/21
久々に公式サイトを確認したところ、現在は法人会計にも対応してました。

弥生会計 オンライン


経理が楽になるクラウド会計ソフトを使って比べてみました。
小規模法人や個人事業主が使いやすいクラウド型会計ソフトを比較してみました。

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