レスポンシブWEBデザインに未対応 ≒ CSS3のMedia Queries未対応という認識でOKかと思います。
いきなりタイトルから逸れますが、IE8以下のシェアが多かろうと少なかろうと、完全に無視というわけにはいかないので、今回はrespond.jsを使いました。
(「今回は」と言ったものの、今後もしばらくは何らかのMedia Queries対応jsを使うと思います。)
しかし、私が確認用で使っている古いパソコンのIE8で、モバイルファーストなレスポンシブwebデザインのサイトを開くと少しだけ挙動がおかしいです。一瞬(時間にして0.2秒くらいかな?…)だけモバイルの構成になります。おそらくrespond.jsを読み込むタイムラグだと思います。
挙動がおかしい原因は、ブラウザではなく、マシンスペックの影響だと思うのですが、Ver8未満のIEは早く消滅していただきたいので、現状どうなのかを、自分の分かる範囲で調べてみました。
訪問数に占めるIE8以下のシェア
データの取り方
私が管理している9つのサイトのgoogle analyticsデータから、「ユーザー環境→ブラウザとOS」で「Internet Explorer」のバージョンの内訳が確認できるので、Ver8以下の数を足して、訪問者数で割りました。
期間はある一定期間(全サイト同一期間)とだけ申し上げときます。
集計結果
総述べ訪問者数は、346,484セッション。
その内、36,557セッションがIE8以下でしたので、36557/346484=0.105508…
ということで、約10.6%がIE8以下ということでした。
ジャンル別のIE8以下のシェア
全体では10.6%という数字がでましたが、この中にはIT系も含まれてます。IT系ブロガーの方ならおわかりいただけると思うのですが、IT系ブログをご覧になる方って他のジャンルとブラウザ比が大きく異なります。
ということで、ジャンル別で計算すると、
美容系 11.2%
医療系 14.4%
IT系 4.4%
という結果になりました。
全体からIT系を引いたIE8のシェアは、13.5%でした。
以上です。
IE8以下は、それ以外のブラウザと比べて仕様が違いすぎて好きではないのですが、IE9以降はわりと好きです。フォントも滑らかだし、メイリオフォントってかわいいですよね。