【対処法追記】エラー コード: ERR_EMPTY_RESPONSEの原因はCloudFlareとESETの相性。

追記:2014.10.18

ESET Cyber SecurityのVersion6がリリースされていることに今更気が付きました。
バージョンアップしたら、mac safariでもwikipediaや(アクセスできなかった一部の)CloudFlareにアクセスできるようになりました。

プログラムの無料バージョンアップ

エラー コード: ERR_EMPTY_RESPONSE

eee

Macのchromeで自分のブログにアクセスしたところ、突然上の画像のエラーが表示されてアクセスできなくなりました。

Firefoxでアクセスしてみると、なぜかドメインに「www」のサブドメインが付いてアクセスがエラーになります。wwwを取って再度アクセスを試みるが、結果は同じ。でも、firefoxの再起動で直りました。

Safariではcssが適用されずにアクセスできました。こちらは再読み込みだけで正常に戻りました。

chromeはいつまで経ってもアクセスできません。

原因を探ってみた

・サーバーが死んでるのかと思いましたが、chrome以外のブラウザではアクセスできる。
・同じサーバー上の他のサイトは、chromeでもアクセス可能
・問題のサイト(当ブログ)が、同じサーバー上の他のサイトと違うのは、CDN(cloudflare)を使っている点

こんな条件なので、cloudflareが怪しいとふんで調査開始

Googleで検索

cloudflareを使っている他のサイトを見てみようとグーグルで「cloudflare 導入」と検索。

googlekekka

「cloudflareを導入してみた」旨のブログ記事をいくつかチェックしてみると、見られない記事がいくつかありました。

見られるサイトについて、aguse.jpで確認してみたら、今はcloudflareを使っていませんでした。

BingでIP検索

cloudflareが怪しさが増してきたので、BingでIP検索

bingkekka

IPは公開されてる情報なので隠す必要もないのですが、なんとなく隠しておきます。

IP検索で表示されたサイトは、9割以上アクセスできませんでした。
これは確実にCloudflareが原因ですね。

cloudflareの使用を止めた

ドメインレジストラ(お名前.comなど)でネームサーバーを自分が使っているサーバーのものに変えました。

そして1時間位経ってからアクセスしたところ、無事にアクセスできました。

4.28追記:ESETでブラウザの除外

最初は「原因はCloudFlareだ」ってスタンスで書いたので、文章の流れがチグハグですが、ご了承ください。

冒頭の追記部分に書きましたが、wikipediaなどにアクセスできないのは不便なので、ブラウザの除外設定をしました。

除外設定を行っても、ブラウザを通じてダウンロードしたデータはリアルタイムファイルシステム保護にて検査を行っている(とメーカーは仰っている)ので、それほど問題ないかと思います。

ブラウザの除外手順

eset1

ESETの「詳細設定」を開きます。

eset2

開いたら右上の「除外」をクリック

eset3

「Webとメール」をクリックしてプルダウンで「アプリケーション」を選択

(※ちなみにIPで除外ということもできるような作りですが、試したところできませんでした。出来たとしても繋がらないサイトを登録する作業はかなり面倒です。)

eset4

除外するアプリケーションを選択します。
今回の場合は、Google chromeとFirefoxとSafariです。
その他のアプリケーションでも通信エラーになるようなら、除外してしまえばいいと思います。

アプリケーションを選択したら「OK」をクリック

eset5

このような状態になってるかと思います。

eset6

これでデフォルト設定では繋がらなかったサイトにも繋がるようになりました。

以上です。