連日Googleネタが続いておりますが、当ブログはGoogleウォッチブログではありません。
Cnet Newsでこんなニュースがありました。
グーグル、ウェブカメラを使ったジェスチャー認識アプリ開発の「Flutter」を買収
Flutterとは?
FlutterというのはTwitterのサードパーティーでもなんでもなく、MACの内蔵カメラなどのウェブカメラをハンドジェスチャーデバイスに変えてしまうというアプリケーションです。
ジェスチャーで指示できる動きは、現在のところ
・スタート&ストップ
・次へ(次の曲、次のページ)
・戻る(曲の先頭、前のページ)
の3つだけです。
対応しているアプリ&WEBサービスは、iTunes、youtube、Keynoteなど13種類。
このように、日本ではあまり知られていないアプリも含めて13種類です。対応アプリケーションはまだまだ少ないです。
実際にFlutterを使ってみました
できる事と対応アプリケーションが少ないのですが、個人的にキネクトのような入力デバイスに興味があるのでFlutterを購入して使ってみました。
Flutter
※2014.12.25 もうこのアプリは無いのかもしれません。
App Storeからインストールしました。このアプリを起動すると、ジェスチャーを登録する画面になります。
最初に「スタートとストップ用のジェスチャーをやってみろ」と言われます。パソコンがその動きを認識できたら、次の画面に進みます。
(認識されたら勝手に次のページにいきますので、認識されるまでがんばります)
次に「早送り、次ページのジェスチャーをやってみろ」と。
最後に「戻る、前のページの(ry」といったように3パターンの登録をします。なかなか反応してくれなかったので、登録というか練習だと思いました。
(その後わかったのですが、誰のジェスチャーでも反応するので、登録ではなく練習でした。)
ジェスチャーの登録練習が終わると「google chrome用の拡張機能もある」と通知してきます。私はインストールしました。これでyoutubeのコントロールもできます。
感想
疲れるしキーボードの方が早い!!
主にiTunesで使ってみましたが、それほどレスポンスがよくありません。私の場合「次へ」は凄くよく反応するのですが、それ以外はイマイチです。
今後、Googleの資本と技術に期待します。
でもGoogleさんって切る時は切るので開発が続くか…
ハンドジェスチャーのこれから
現時点ではこのアプリケーションがあることによって何かがすごく便利になったりはしません。なんとなく楽しいだけです。
ところで、私は以前から「マイクロソフトのハードウェアは最高。今後MSは入力デバイスでもう一度革命を起こすんじゃないか」とキネクトとそのテクノロジーに期待してました。しかし、それが普通のウェブカメラとソフトウェアで出来てしまいそうですね。
Fulutter社も当然Kinectを意識しているようで、このアプリケーションを「Kinect for OS X」と呼んでいるようですが、キネクト用のアプリケーションだと思ってしまってインストールを躊躇してました。Kinectのドライバのようなものだとおもったわけです。
何度も言いますが、今後に期待です。以上。