貴店のホームページを世界一にする、地域と提供サービスで考えるマーケティングポジション

サイト設計・顧客心理

以前、ブログのポジションについて【広告費が無い!無料で集客するために知っときたいブログのポジションと目的】という記事を書きました。
そのポジションと言うのは、インターネットに流れる情報と人の動きから見るポジションについてでしたが、今回はマーケティング上の自分のポジション(立ち位置)についてです。(今回は実店舗経営者を想定して書きました)

先に結論から申し上げますが、「世界一じゃないと意味が無い」です。

だれもがインターネットで世界中の同業他店と比較検討できるので、テキトーに営業して宣伝だけしても、お客さんは他も知ってますので見抜かれてしまいます。

いきなり世界一って聞いて「ちょっと自信ない」と思われた方もいらっしゃると思います。でも「あなたの業界で世界一じゃないと意味が無い」と言っているわけではありません。

世界一になれるポジションを無理やり作ってしまえばいいのです。
イメージ的に言えば「お客さんからよく見えるように頭一つ分高くなるよう椅子を置ける場所を作る」みたいな……わかりにくいか。

具体的に言えば、◯◯ △△と検索したときに1番上に表示されるような穴場を探しましょうって話です。

「あれ?それって地域でナンバーワンって事じゃない?」って思われた方、半分正解です。正解なのですがインターネット検索は世界中の情報から検索結果を持ってきます。
なので、少々こじつけな表現になりますが、例えば貴店が港区にあるエステサロンなら「”港区 エステ”で検索された時に貴店のサイトのどこかのページが世界一と評価されるサイトを作りましょう」ということです。

“貴店のサイトのどこかのページ”というのも重要です。ホームページのトップが検索ででてこないと意味が無いと思われている方がいらっしゃるようですが、そんな事はありません。情報を探している人が見たいのは、目次のようなトップページではなく、より濃い情報です。

地域を絞り込む

店舗を運営しているなら商圏というものがあると思います。
商圏はどんなサービスをしているかで変わってきます。日本で1箇所でしかやってなくて有益なサービスを提供しているなら商圏は日本全国になりますが、そうでないケースが殆んどだと思います。

例えば、東京ディズニーランドには日本全国からお客さんが来ますが、東京の世田谷区にある”普通の”歯医者さんには栃木県からはまず来ません。

自分の店をどのエリアで一番にするかの決め方ですが、「地域 サービス名」で検索して同業者のホームページを見てください。

その際、(港区のエステサロンの場合)「東京 エステサロン」「港区 エステサロン」「白金 エステサロン」といった様に、地域はエリアが広い方から検索してみましょう。

検索結果の上位にいる同業者のホームページを見て「勝てそうだな」と思ったら、その検索ワードで「世界一のサイト」を作りましょう。

「勝てそうだな」についての詳細は別途書こうと思います。

サービスも絞り込む

地域と同様にサービスも絞り込むといいと思います。
例えば「エステサロン」では意味が広すぎるので、「痩身」「フェイシャル」など、より具体的なキーワードを設定するといいです。

キーワードは決まった。具体的にどうするの?

タイトルに入れます。ブログの記事に毎回このキーワードが出てくるのはちょっとやりすぎです。タイトルというのはヘッダーの<title>の方です。

しかし、昔は「とにかくタイトルにサイト全体のキーワードを入れよう」みたいな話は多かったのですが、検索エンジンの精度が上がってきた為か最近あまりきかないですね。

なので、今はサイト全体のコンセプト程度に意識するくらいでいいと思います。もっと言えば、店のコンセプトにしてしまっていいと思います。

もちろん、ネット検索で1番を取ることが全てではなく、ホームページの内容も重要です。しかし、最近では検索エンジンの精度も上がってきているので、しっかり作らないと上位は取れません。

以上、概念的な話になってしまいましたが、「自分が一番になれる場所を探しましょう」って話でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました