好きになってもらうために接触回数を増やそう。ザイアンスの単純接触効果

サイト設計・顧客心理

接触回数が増えると好きになってしまうザイアンスの単純接触効果。日常生活でもあると思いますが、企業や店舗のプロモーションも一緒です。

何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されるという、知覚的流暢性誤帰属説で説明されている。また、潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。
図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。
出典:wikipedia

洗剤などの日用品のTVCMを見ても「これ欲しい!次はこれにしよう」とはなりにくいと思いますが、いざ店頭で全く知らない製品とCMでよくみる製品が同じ値段で並んでたら、多くの方は有名な方を手に取るのではないでしょうか?

また別のケースでは、自分がよく見るブログの作者って「知り合い」のような感覚になりませんか?おそらく初めて会う時でも何の緊張もなく話し始められるような気がしてしまいます。

本記事で言いたいのは主に後者です。お客さんに「なんかこの人、知ってる人みたい」と思ってもらえたらいいかと思います。

接触回数を増やすために

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では、具体的な接触回数の増やし方ですが、何回も言ってますが「役に立つ情報」や「面白い情報」を発信するしかないです。

ブログでもメールマガジンでもいいですが、ブログの読者が少ないうちはメールマガジンの登録者も少ないでしょうから、やはり始めはブログがいいのではないでしょうか。

ツイッターやSNSを起点とする方法もありますが、私の考えではツイッターやSNSは読者に更新をお知らせするツールでありコミュニケーションツールみたいな感覚です。

お客さんから何かしらのコンタクト(問い合わせなど)があったら、丁寧な対応を装って接触回数を増やすことも可能ですが、化粧品や健康食品メーカーはこれが多くて困ります。(電話で売り込みなんてあったら、その番号は着信拒否設定します)

とは言え、CRM活動は必要だと思ってますので、これについては別途書こうと思います。

思い出してくれればいい

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接触のたびに何をすればいいか?
目的はブログやメルマガの内容によりますが、共通して言えるのは「思い出してもらう」くらいで良いのではないでしょうか。

ブログを更新すれば必ず読むという読者でも、何のキッカケも無く貴店やあなたの事を考えたりしないと思います。

web上では実際に接触するわけではないので【接触回数=思い出す回数】と考えております。

予算があれば広告も

「情報発信するしかない」と言いましたが、予算があるなら話は変わってきます。

一度ホームページに訪れた人に対してのみ表示させる広告(リターゲティング・リマーケティング広告)というのがあります。

おそらく多くの人が一度見たサイトの広告が頻繁にでるようになったという事を体験したことがあると思います。それがリマーケティング広告です。ストーカー広告とも言われるほど追ってきます笑

バナー広告はとてもクリック率が低いので、その広告を見て多くの人が再びホームページに来てくれるわけではありませんが「◯◯をやってるXXという店があったなぁ」くらいは思い出してくれるのではないでしょうか?

>いくら広告費を使っても中身がダメなら効果もそれなりなので、予算があるならホームページの改善にもコストをかけてみてはいかがでしょうか?そんな時、私のことを少しでも思いだしていただけたら幸いです。

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