人は権威に弱い。でも、それを利用するのはハードルが高い

サイト設計・顧客心理
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権威学の権威 ノマンドーイ大学 ウリシウス・ベーレンドイス教授

今日はブログ書く時間がなかったので、ベーレンドイス教授の理論を。

日本XX協会株式会社とか、第一△◯X促進協議会株式会社など、何となく信用してしまいそうな名前の会社があります。 本当に真面目な会社もありますが、真面目を装っている会社もあります。

個人的に若干の悪意を感じてしまうのは、ホームページなどで法人格(株式会社)をあえて表記しないパターンです。 通常の会社でもロゴなどは法人格を表記してないことが多いのですが「◯◯協会」だけだとなんだか誤魔化してる印象を受けます。

とは言え、実態を調べない人も多いから、それで通用してしまう事も多いんですね。
なので、会社名は堅い感じ(漢字)にしましょう。
(銀行、信託、◯◯支店など、いくつか使えない言葉があるので注意です)

人は権威に弱いもの

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皮膚科学の権威のローレンス先生もこっそり愛飲!

「会社名を堅くしましょう」と言うのは冗談です。
先日のバンドワゴン効果に近いものがあるかもしれないが、一般的に私たちは「権威」に弱いです。

医師・弁護士・大学教授などの偉い人が推薦してたら「なんか良いかも」と思ってしまいます。

実際にその職についてなくても、広告などで白衣着て何らかの健康に関する専門家と言ってるだけの場合もありますよね。
「専門家」というのは医師、弁護士、大学教授と違って勝手に名乗っても何の問題もありませんから。

これはWebサイト作りでも有効で、大学教授や元検察官が顧問だったり、すると迫がつきますので、ぜひ機会があれば、その道の権威とコラボレーションしましょう。でも、なかなかそんな機会なんてありませんよね。

すぐできる権威付け

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いきなり権威ある人物を顧問にするのは難しいのですが、すぐにできる権威付けもあります。

言ってることの根拠となるデータを利用してしまえばいいのです。
特に健康や美容なら根拠になる文献や論文はあるはずです。逆に言えば何の根拠もないトンデモ理論ばかりだと信用は得られません。

また、偉い人の理論だけじゃなくて証拠(美容なら施術結果、before afterですね)を提示してもいいと思います。

自分がその権威になればいい

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「偉い人の理論だけじゃなくて証拠を提示」って、権威付けの話ではなくなってますよね。
その通りです。自分がその権威になってしまえばいいと思います。

信頼できる証拠(エビデンス)と共に情報発信をしていけば、まず周りのごく小さい範囲の人達からしたら、あなたはもう立派な専門家です。

それの積み重ねしかないでしょう。

証拠(エビデンス)がないと痛い

いきなり「自分はこんなに凄い人です」なんて言ったらかなり痛いです。普通の人は、サーっといなくなるでしょう。

例えば「年収1億稼ぐXXの稼ぐ方法」みたいな話、ネットでよく見かけますが、なんの証拠も示してませんよね。
アフィリエイトの報酬画面やネットバンクの残高、税務署印の無い確定申告書、ナンバーを隠した高級車なんてなんの証拠にもならないと思ってます。簡単に捏造できますからね。(偽造ってレベルのものじゃないですが)
テレビでよくみる例の人は、現金や車のナンバーも晒してます。業務内容についてはともかく、稼いでるのは事実なんだと思います。

話がそれました。
結局のところ、無理な権威付けは不要だと思ってます。少しずつ実力を付けていけば、それなりの人が力貸してくれます。
つまり、自然に楽しみながら一歩ずつやっていけばいいんじゃないかと思います。

なんだかハッキリしない結論になってしまいましたが、ブログでもホームページでもエビデンス出していきましょうって話でした。

尚、本記事上部のおじいさん、大学教授でもなんでもありません。素材写真です。大学名も氏名もデタラメです。悪しからず。

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